2025年

7月

5件

編集部の総括

数学オリンピックで金メダル相当、コーディングの人材が動く

21日、Google DeepMindが、Gemini Deep Thinkが国際数学オリンピックの問題で6問中5問を解き、金メダル相当の成績を出したと発表。正式に参加し、IMOの採点者の採点を受けている。OpenAIも同じ水準の結果を19日に公表したが、こちらは正式な参加ではなく、元メダリストによる採点だった。IMO側が公表を待つよう求めていたとして、先に出したOpenAIには批判も出る。

11日、GoogleがWindsurfのCEOヴァルン・モハンと共同創業者ダグラス・チェンらをGoogle DeepMindに迎え、技術を非独占でライセンスする24億ドルの契約を結んだ。直前までOpenAIによる30億ドル規模の買収交渉が進んでいた案件である。

17日、OpenAIがChatGPT agentを公開。ブラウザを操作するOperator、情報をまとめるdeep research、対話するChatGPT本体を一つの仕組みにまとめ、自ら道具を選んで作業を進める。

22日にはOracleと組み、Stargateに4.5ギガワットを追加すると発表。開発中の容量は5ギガワットを超えた。

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記録5件
  1. 11
    事業Google / Windsurf / ヴァルン・モハン / ダグラス・チェン

    GoogleがWindsurfの経営陣を採用、24億ドルのライセンス契約

    Googleが、AIコーディングのスタートアップWindsurfのCEOヴァルン・モハンと共同創業者ダグラス・チェン、それに一部の社員をGoogle DeepMindに迎え、同社の技術を非独占でライセンスする契約を結んだ。金額は24億ドル。買収ではなく、Googleは出資も持たず、Windsurfは独立した会社として残る。直前まで進んでいたOpenAIによる30億ドル規模の買収交渉が流れた後の合意で、移った面々はGeminiのエージェント型コーディングに取り組むとされた。

  2. 11
    モデルMoonshot AI

    Moonshot AIがKimi K2を公開、1兆パラメータを配る

    中国のMoonshot AIがKimi K2を公開した。総1兆パラメータの疎なMixture-of-Expertsで、1トークンあたりに使うのは約320億。専門家384のうち8つが選ばれる構成で、文脈は12万8,000トークン。重みは修正版のMITライセンスで配られた。特徴は道具を使って多段の作業を自力で進める「エージェント的」な設計に振ってあることで、学習の後段で道具の利用場面を大量に合成して訓練したとされる。DeepSeekのときと同じ驚きが繰り返された。最前線に近い能力を、借りるのではなく手元に落として使えるという点である。9月にはコーディングを強化し文脈を25万6,000トークンに広げた更新版が出た。

  3. 17
    製品OpenAI

    ChatGPT agent公開、道具を選んで作業を進める

    OpenAIが、ChatGPTに自ら道具を選んで作業を進める「ChatGPT agent」を組み込んだ。ウェブを操作するOperator、情報をまとめるdeep research、対話するChatGPT本体というそれまで別々だった3つを、1つの仕組みにまとめたもの。仮想マシン上のブラウザやターミナルを使い分けて、予定の確認から資料集め、コードの実行、編集可能なスライドや表計算の作成までを続けて行う。ログインが要る場面では利用者に操作を求める。まずProに提供され、Plus・Teamがそれに続いた。

  4. 21
    研究Google / OpenAI

    国際数学オリンピックで2社のモデルが金メダル相当

    2025年の国際数学オリンピック(IMO)の問題で、Google DeepMindとOpenAIのモデルがそれぞれ6問中5問を解き、42点満点中35点の金メダル相当の成績を出した。Google DeepMindのGemini Deep Thinkは正式に参加し、IMOの採点者による採点を受けたうえで7月21日に公表した。OpenAIは正式な参加者ではなく、元IMOメダリストによる採点をもとに7月19日に自ら公表している。IMO側が各社に公表を待つよう求めていたとして、先に出したOpenAIには批判も出た。採点の経路が違うため、2社の結果を横並びに比べられるかは議論が残った。

  5. 22
    事業OpenAI / Oracle

    StargateにOracleと4.5ギガワットを追加

    OpenAIとOracleが、Stargateのデータセンター容量を4.5ギガワット追加する契約を結んだ。テキサス州アビリーンのStargate Iとあわせ、開発中の容量は5ギガワットを超え、200万を上回るチップが動く計算になる。建設と運用で10万人を超える雇用が生まれるとした。1月にホワイトハウスで発表した「4年で5,000億ドル・10ギガワット」という計画の進捗にあたる。