2023年

1月

3件

編集部の総括

社会現象のChatGPTに、Microsoftが巨額出資

年明けの時点でChatGPTはすでに社会現象になっていた。公開から2ヶ月で月間利用者1億人に達したという第三者の試算が報じられ、「史上最速で広まったサービス」という評判が定着。その熱の中で1月23日、MicrosoftがOpenAIへの数十億ドル規模の追加投資を発表。金額は公式には明かされず、約100億ドルと報じられている。Googleは前年12月の時点で社内に「コードレッド」を出したと報じられていた。インターネットの絶対王者が、追う側に回った。

このブロックは編集部が書いた総括です。出典付きの記録とは分けて表示しています。

記録3件
  1. 13
    政策サラ・アンダーセン / ケリー・マカーナン / カーラ・オルティス / Stability AI

    画家3人がStability AIらを集団訴訟、学習データを問う

    サラ・アンダーセン、ケリー・マカーナン、カーラ・オルティスの3人が、Stability AI、Midjourney、DeviantArtを相手取って集団訴訟を起こした。Stable Diffusion、Midjourney、DreamStudio、DreamUpの学習データに自分たちの作品が無断で使われたとして、著作権侵害とパブリシティ権の侵害を主張した。制作者が集まって、生成AIの企業による作品の無断取り込みを正面から争った最初の訴訟である。公開から5か月足らずで、重みを配るという選択が法廷の問題になった形になる。以後の著作権訴訟——2023年10月の歌詞訴訟、12月のNew York Times提訴——はいずれもこの筋の上にある。

  2. 23
    事業報道ベースOpenAI / Microsoft / サム・アルトマン / サティア・ナデラ

    Microsoft、OpenAIへの大型追加出資を発表(約100億ドルと報道)

    MicrosoftとOpenAIが提携の拡大を発表し、Microsoftが「複数年・数十億ドル規模」の追加出資を行うと公表した。2019年・2021年の出資に続く第3弾で、AzureはOpenAIの全ワークロードの独占クラウドプロバイダーであり続けるとされた。出資額について両社は公式に明かさなかったが、BloombergやCNBCなど複数の大手メディアは約100億ドルと報じ、生成AIへの投資競争を象徴する取引として受け止められた。

  3. 30
    製品ElevenLabs

    ElevenLabsで声の複製が悪用され、無料での利用が絞られる

    ElevenLabsが1月に公開したベータで、数十秒の音声を与えるだけで本人らしく聞こえる声を作れることが知られ、公開から1週間ほどで悪用が広がった。4chanの利用者が、エマ・ワトソンやジョー・ローガンの声で人種差別的・同性愛嫌悪的な文章を読ませたクリップを投稿しているとMotherboardが報じている。同社は「声の複製の悪用の事例が増えている」と述べ、声の複製を有料アカウントに限ること、生成された音声かどうかを判別する仕組みを用意することを対策として挙げた。設立は2022年で、この時点では創業間もない会社だった。合成音声そのものは以前からあったが、他人の声をこれだけ短い素材から複製できる道具が誰でも使える形で出たのは、当時としては新しかった。