2025年

10月

4件

編集部の総括

OpenAIが営利へ転換を完了、Microsoftとの条件も書き換わる

28日、OpenAIが組織再編の完了を発表。非営利はOpenAI Foundationと改称して全体を支配し、営利部門は公益法人のOpenAI Group PBCとなった。同日Microsoftも新契約を発表し、約27%の持分を確認。AGIを宣言するには独立した専門家パネルの検証が要るとされ、MicrosoftのIP権は2032年まで延びる。

6日にはAMDと6ギガワットで合意。株式ワラントを組み込んだ異例の形である。

23日、AnthropicがGoogle CloudのTPUを最大100万基まで広げると発表。15日にはClaude Haiku 4.5を出し、小型モデルが半年前の最上位級に迫ると示した。

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記録4件
  1. 6
    事業OpenAI / サム・アルトマン / リサ・スー / AMD

    AMDと6ギガワットのGPU供給契約、株式ワラントも付与

    AMDとOpenAIが、複数年・複数世代にわたり6ギガワット分のAMD Instinct GPUをOpenAIのAIインフラに配備する戦略的パートナーシップを発表した。最初の1ギガワットはAMD Instinct MI450シリーズを用いて2026年後半に展開予定。AMDはOpenAIに対し、配備規模や株価等の目標達成に応じて段階的に権利確定する最大1億6,000万株の株式ワラントを発行した。NVIDIA依存を分散する大型コンピュート契約として注目された。

  2. 15
    モデルAnthropic

    Claude Haiku 4.5公開、小型モデルが半年前の最上位級に迫る

    AnthropicがClaude Haiku 4.5を公開した。5か月前のClaude Sonnet 4と同等のコーディング性能を3分の1のコスト・2倍以上の速度で出し、コンピュータ操作など一部のタスクではSonnet 4を上回るとした。エージェント的なコーディング評価では2週間前に出たSonnet 4.5の約90%の性能を、4〜5倍の速度と大幅に低い費用で達成するという。価格は100万トークンあたり入力1ドル・出力5ドル。半年前の最上位級の能力が最小・最安のティアに降りてくる速さを示す例として、モデルの世代交代のペースを象徴するリリースとなった。

  3. 23
    事業Anthropic / Google

    Google CloudのTPUを最大100万基まで拡大

    AnthropicとGoogleが、AnthropicによるGoogle Cloud TPUの利用を最大100万基まで拡大することで合意したと発表した。2026年に1ギガワットを大きく超える計算能力を立ち上げる規模で、金額は明示されなかったが「数百億ドル規模」とされた。Anthropicはこれまでで最大のTPU増強と位置づけ、価格性能比と効率、そしてTPUでモデルを訓練・提供してきた実績を選定理由に挙げた。Amazon(Trainium)とNVIDIA(GPU)に加えGoogleのTPUを大規模に確保する形で、計算資源の調達先を意図的に分散させる戦略が明確になった。

  4. 28
    ガバナンスOpenAI / Microsoft / サム・アルトマン / サティア・ナデラ

    営利構造への転換完了、Microsoftと新契約締結

    OpenAIが組織再編(recapitalization)の完了を発表した。非営利団体はOpenAI Foundationと改称して引き続き全体を支配し、営利部門は公益法人(public benefit corporation)のOpenAI Group PBCとなった。Foundationは約1,300億ドル相当のOpenAI Group株式を保有し、難病治療とAIレジリエンスに当初250億ドルを拠出するとした。同日Microsoftも新契約を発表し、約27%(約1,350億ドル相当)の持分を確認。OpenAIはAzureサービスを追加で2,500億ドル購入することを約束し、OpenAIによるAGI宣言は独立専門家パネルの検証を要すること、MicrosoftのIP権が2032年まで延長されることなどが定められた。