「LaMDAには意識がある」——Google技術者の主張が話題に
Washington Postのニタシャ・ティクが「会社のAIが生命を得たと考えるGoogleの技術者」と題した記事を掲載し、同社のブレイク・ルモワンがLaMDAに意識があると主張していることを報じた。ルモワンは同日、LaMDAとの対話の記録を自ら公開した。Googleは「倫理研究者と技術者からなるチームがAI原則に沿ってブレイクの懸念を検討したが、主張を裏づける証拠はないと伝えた」と説明。ルモワンは対話記録の公開をめぐって6月13日に停職となり、7月22日に解雇された。Googleは主張が「まったく根拠がない」もので社内規程に違反したためだとした。技術者本人の主張の当否とは別に、十分に流暢な対話システムに人が心を見てしまう——という現象を社会に広く知らせた出来事であり、ChatGPT登場の半年前に「AIをどう受け止めるか」という論点を先取りした。