2022年

6月

2件

編集部の総括

対話モデルに心を見る主張が広がり、Copilotは有料へ

11日、Washington Postが、Googleのエンジニアであるブレイク・ルモワンがLaMDAに意識があると主張していると報じた。ルモワンは同日、対話の記録を自ら公開する。Googleは検討したうえで主張を裏づける証拠はないと伝えたと説明し、ルモワンは6月に停職、7月に解雇された。主張の当否とは別に、十分に流暢な対話システムに人が心を見てしまうことが議論になる。

21日、GitHub Copilotが一般提供に入る。月10ドルで、学生と広く使われているオープンソースのメンテナーは無償。OpenAIの言語モデルが大衆向けの商用製品として値段を持った。

このブロックは編集部が書いた総括です。出典付きの記録とは分けて表示しています。

記録2件
  1. 11
    人事Google / ブレイク・ルモワン

    「LaMDAには意識がある」——Google技術者の主張が話題に

    Washington Postのニタシャ・ティクが「会社のAIが生命を得たと考えるGoogleの技術者」と題した記事を掲載し、同社のブレイク・ルモワンがLaMDAに意識があると主張していることを報じた。ルモワンは同日、LaMDAとの対話の記録を自ら公開した。Googleは「倫理研究者と技術者からなるチームがAI原則に沿ってブレイクの懸念を検討したが、主張を裏づける証拠はないと伝えた」と説明。ルモワンは対話記録の公開をめぐって6月13日に停職となり、7月22日に解雇された。Googleは主張が「まったく根拠がない」もので社内規程に違反したためだとした。技術者本人の主張の当否とは別に、十分に流暢な対話システムに人が心を見てしまう——という現象を社会に広く知らせた出来事であり、ChatGPT登場の半年前に「AIをどう受け止めるか」という論点を先取りした。

  2. 21
    製品Microsoft / OpenAI / トーマス・ドームケ

    GitHub Copilot一般提供開始、OpenAI技術初の大衆向け商用化

    Microsoft傘下のGitHubが、OpenAI Codexを基盤とするAIコーディング支援「GitHub Copilot」の一般提供を開始した。料金は月額10ドルまたは年額100ドルで、認証済み学生と人気オープンソースプロジェクトのメンテナーには無料。GitHub CEOのトーマス・ドームケは、120万人超が参加したテクニカルプレビューで、有効化されたファイルではPythonなど主要言語のコードの約40%をCopilotが書いていたと明かした。OpenAIの言語モデル技術が大衆向け商用製品となった最初の事例である。