2021年

5月

3件

編集部の総括

Anthropicが名乗りを上げ、GoogleはLaMDAを見せる

28日、Anthropicの設立が公表される。前年末にOpenAIを離れたダリオ・アモデイとダニエラ・アモデイらが立ち上げ、シリーズAで1億2,400万ドルを調達した。安全性を中心に置く研究会社として名乗りを上げる。

18日、GoogleがI/OでLaMDAとMUMを発表。LaMDAは対話に特化したモデルで、冥王星や紙飛行機になりきって話すデモを見せた。ただし製品としては出さないままだった。

26日、OpenAIが1億ドル規模のOpenAI Startup Fundの設立を発表。自社の技術を使う会社に投資する枠である。

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記録3件
  1. 18
    モデルGoogle / サンダー・ピチャイ

    対話モデルLaMDAとマルチモーダルのMUMを発表

    GoogleがGoogle I/Oで、対話に特化した言語モデルLaMDA(Language Model for Dialogue Applications)を発表した。Transformerを基盤に、汎用の文章生成ではなく自由な対話のためにファインチューニングしたモデル群で、サンダー・ピチャイは領域を限定せずどんな話題でも会話できると説明した。デモでは冥王星や紙飛行機になりきって話す様子が示された。あわせて、テキスト・画像・動画を横断して扱い75以上の言語で学習したマルチモーダルモデルMUM(Multitask Unified Model)も公表された。Googleはこの時点で自由に対話できるモデルを持っていたが、製品として広く公開はせず、デモの提示にとどめた。ChatGPTの公開は、この1年半後になる。

  2. 26
    事業報道ベースOpenAI / Microsoft / サム・アルトマン

    1億ドル規模のOpenAI Startup Fund設立を発表

    Microsoft Build 2021の録画ビデオで、サム・アルトマンがAIスタートアップに投資する1億ドル規模の「OpenAI Startup Fund」の設立を発表したと報じられた。Microsoftがパートナー兼出資者として参加し、投資先はOpenAIの新システムへの早期アクセスとMicrosoftのAzureリソースを得られるとされた。アルトマンは、投資先を10社程度に絞り、ヘルスケア・気候変動・教育など重要課題に取り組む企業に大きく賭けると説明したと伝えられている。

  3. 28
    事業Anthropic / ダリオ・アモデイ / ダニエラ・アモデイ / ヤーン・タリン

    Anthropic設立を公表、1億2,400万ドルを調達

    OpenAIを退社したダリオ・アモデイらが2021年初頭に設立したAI安全性研究企業Anthropicが、1億2,400万ドルのシリーズA調達とともに社名と体制を公表した。ダリオ・アモデイがCEO、妹のダニエラ・アモデイがPresidentを務め、GPT-2・GPT-3の開発に関わった研究者が中心。ラウンドはSkype共同創業者のヤーン・タリンがリードし、ダスティン・モスコビッツ、エリック・シュミット、ジェームズ・マクレイブ、Center for Emerging Risk Researchらが参加した。同社は「より高性能で汎用的かつ信頼できるAIシステム」を実現する基礎研究を掲げ、操作可能性(steerability)と解釈可能性(interpretability)の研究を軸に据えた。