2025年

3月

5件

編集部の総括

Googleが首位に立ち、OpenAIの画像生成が街にあふれる

25日、GoogleがGemini 2.5 Proを公開。主要な評価で各社の上位モデルを抜き、首位に立った。

同じ25日、OpenAIがGPT-4oのネイティブ画像生成をChatGPTに載せる。文字を崩さずに描ける画像生成として広まり、手持ちの写真をスタジオジブリの作風に描き直させる遊びが世界中に広がった。サム・アルトマンは自分のXのアイコンをその作風の画像に替え、GPUが「溶けている」と書いている。作風をどこまで真似てよいのかという議論も同時に起きた。

31日、OpenAIがソフトバンク主導で400億ドルを調達。評価額は3,000億ドルとなった。3日にはAnthropicがシリーズEで35億ドルを調達し、評価額615億ドル。

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記録5件
  1. 3
    事業Anthropic / ダリオ・アモデイ / Lightspeed Venture Partners / Bessemer Venture Partners

    シリーズEで35億ドル調達、評価額615億ドル

    Anthropicが35億ドルのシリーズE調達を発表し、ポストマネー評価額は615億ドルとなった。Lightspeed Venture Partnersがリードし、Bessemer Venture Partners、Cisco Investments、D1 Capital Partners、Fidelity、General Catalyst、Jane Street、Menlo Ventures、Salesforce Venturesらが参加。資金はメカニスティック解釈可能性(mechanistic interpretability)とアラインメントの研究、計算資源の拡大、海外展開の加速に充てるとした。1週間前に公開したClaude 3.7 SonnetとClaude Codeが商用面での伸びを牽引していた局面での調達だった。

  2. 14
    製品Google

    Google AssistantをGeminiに置き換えると発表

    Googleが、Android端末のGoogle AssistantをGeminiに置き換えると発表した。年内に大半の携帯端末で従来のAssistantを使えなくし、アプリストアからの新規ダウンロードも止める。タブレット、自動車、携帯とつながるイヤホンや腕時計も順次Geminiに移し、スピーカー・ディスプレイ・テレビといった家庭内の機器にもGemini版の体験を持ち込むとした。動作の最低要件はAndroid 10とメモリ2GBで、それに満たない端末では従来のAssistantがそのまま残る。2016年に登場し、話しかけて命令する型のアシスタントとして普及した製品が、対話型の生成AIに置き換わることになる。Microsoftが2023年にCortanaのアプリを畳んでCopilotに寄せたのと同じ筋の動きで、音声アシスタントの世代交代が各社で並行して進んだ。もっとも移行は計画どおりには進まず、12月19日に完了時期を2026年へ延ばすと表明。携帯端末での強制的な移行は2026年9月4日からとされた。

  3. 25
    モデルGoogle / デミス・ハサビス

    Gemini 2.5 Proを公開、Googleが首位に立つ

    GoogleがGemini 2.5 Proを実験的な「思考する(thinking)」モデルとして公開した。応答の前に内部で推論を組み立てる方式を標準の設計に組み込んだ世代で、数学・科学・コーディングの各ベンチマークで首位に立った。6月17日には2.5 ProとFlashが正式版(一般提供)となった。ChatGPT登場以来、追う立場に置かれてきたGoogleが、性能比較で明確に先頭へ出た局面として受け止められた。

  4. 25
    モデルOpenAI / サム・アルトマン

    GPT-4oのネイティブ画像生成をChatGPTに搭載

    OpenAIがGPT-4oに組み込まれたネイティブ画像生成「4o Image Generation」を公開し、ChatGPTの標準の画像生成機能とした。文字を崩さずに描けること、指示への忠実さ、会話を続けながら同じ画像に手を入れられることが特徴で、Free・Plus・Pro・Teamの各利用者に展開された。公開の直後から、手持ちの写真をスタジオジブリの作風に描き直させる遊びが世界中で流行する。サム・アルトマンは27日に自身のXのアイコンをその作風の画像に差し替え、GPUが「溶けている」と投稿するほど利用が集中した。OpenAIによれば、最初の1週間で1億3,000万人が7億枚を作っている。同社は存命の作家個人の作風を指定した生成は断ると説明する一方、より広いスタジオの作風は認めるとしており、この線引きには批判が出た。宮崎駿が2016年にCGアニメの試作を見て述べた「生命に対する侮辱」という言葉が引かれ直したが、スタジオジブリ自身はこの流行について発言していない。

  5. 31
    事業OpenAI / サム・アルトマン / 孫正義 / SoftBank

    SoftBank主導で400億ドルを調達、評価額3,000億ドルに

    OpenAIがSoftBank主導の資金調達ラウンドで400億ドルを調達すると発表した。ポストマネー評価額は3,000億ドルで、当時としては民間企業による史上最大級の資金調達となった。調達資金はAI研究のさらなる推進、計算インフラの拡張、週5億人が利用するというChatGPTの提供拡大に充てるとした。