2024年

8月

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編集部の総括

Google検索に独占の判断、学習データは法廷へ

5日、連邦地裁がGoogleの検索事業を違法な独占と認定。アミット・メータ判事は、既定の検索エンジンの座に巨額を払う契約が競争を閉ざしたと判断した。是正措置は別に審理されることになる。

同じ5日、OpenAI共同創業者のジョン・シュルマンがAnthropicへ移る。5月のイリヤ・サツケバー、ヤン・ライケに続く動きとして受け止められた。

19日には作家3人がAnthropicを著作権侵害で集団訴訟。学習データの調達が争点となる。

1日、EUのAI Actが発効。リスクに応じて義務を分ける枠組みが動き出した。

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記録3件
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    政策Google / アミット・メータ

    連邦地裁がGoogle検索を違法な独占と認定

    米国コロンビア特別区連邦地裁のアミット・メータ判事が、United States v. Googleで、Googleが一般検索サービスとテキスト広告の市場で独占的地位を持ち、それを違法に維持してシャーマン法第2条に違反したと認定した。277ページの判決文で「Googleは独占企業であり、独占を維持するために独占企業として振る舞った」と述べた。PCでの検索の約90%、スマートフォンでは約95%のシェアを握り、自社検索を新端末の初期設定にするために2021年だけで260億ドル超を支払っていた点が問題とされた。2023年9月からの9週間の審理と2024年5月の最終弁論を経た判断である。生成AIそのものの事件ではないが、検索という土台に生成AIを載せるGoogleの戦略に法的な制約が生じうる局面であり、AI競争の前提条件として重要な判決となった。

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    人事OpenAI / Anthropic / ジョン・シュルマン / グレッグ・ブロックマン

    ジョン・シュルマンがOpenAIを離れAnthropicへ

    OpenAI共同創業者でChatGPTの開発を支えた強化学習研究者ジョン・シュルマンが、約9年在籍したOpenAIを退社しAnthropicに移籍するとXで発表した。AIのアラインメント研究に集中し、実践的な技術業務に戻りたいと理由を述べ、OpenAIのアラインメント支援の欠如が理由ではないと明言した。同日には共同創業者で社長のグレッグ・ブロックマンが年末までの長期休暇を発表し、創業メンバーの相次ぐ離脱として注目された。

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    政策Anthropic / アンドレア・バーツ / チャールズ・グレーバー / カーク・ウォレス・ジョンソン

    作家3人がAnthropicを著作権侵害で集団訴訟

    作家のアンドレア・バーツ、チャールズ・グレーバー、カーク・ウォレス・ジョンソンの3人が、海賊版の書籍をClaudeの訓練に使われたとしてAnthropicを著作権侵害で提訴した(バーツv. Anthropic)。訴状は、AnthropicがLibrary Genesis(LibGen)、Pirate Library Mirror(PiLiMi)、Books3といった海賊版サイトから著作物を入手したと主張。学習そのものはフェアユースにあたるのか、海賊版を入手したことはそれとは別の問題なのか——生成AIの学習データをめぐる一連の裁判の中で、この訴訟が争ったのはその2点である。