2025年

1月

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編集部の総括

DeepSeekが市場を揺らし、OpenAIは5,000億ドルを掲げる

20日、中国のDeepSeekが推論モデルR1を公開。低い費用で高い性能を出したと受け止められ、27日には米国の半導体株が急落した。学習にかけられる資源の差が前提だと思われていたところに別の答えが出た形で、議論が集中する。

21日、OpenAIがソフトバンク・Oracle・MGXと組み、5,000億ドル規模のAIインフラ企業Stargate Projectを発表。前日に就任したドナルド・トランプ大統領がホワイトハウスで発表の場を設けた。

23日にはOpenAIがブラウザを操作するOperatorを、31日にはo3-miniを出している。

このブロックは編集部が書いた総括です。出典付きの記録とは分けて表示しています。

記録4件
  1. 20
    モデルDeepSeek / NVIDIA

    DeepSeek R1公開、1週間後に米国市場が急落

    DeepSeekが推論モデルDeepSeek-R1を公開した。o1に比肩する性能を大幅に低い価格で出すとされ、しかもMITライセンスで重みが配られた。思考の過程を見せる形も利用者の関心を集める。1月27日にはiOSのApp Storeの無料アプリでChatGPTを抜いて米国で首位に立ち、同じ日、NVIDIAの株価が17%下落して時価総額を約5,890億ドル失った。1日の下げ幅としては米国市場の史上最大である。「最新のGPUを大量に買い続けなければ最前線に立てない」という前提が崩れるのではないか、という疑いが値を動かした。低い費用で高い性能を出したという受け止めが、投資の規模そのものへの問いになった局面だった。米国側の各社はこの後、価格と公開方針の見直しを迫られる。

  2. 21
    事業OpenAI / Microsoft / サム・アルトマン / 孫正義

    5,000億ドル規模のAIインフラ企業Stargate Project発表

    OpenAI・SoftBank・Oracle・MGXが出資するAIインフラ企業「The Stargate Project」が発表された。4年間で5,000億ドルを米国内のAIインフラに投資する計画で、当初1,000億ドルを即時投入し、テキサス州から建設を開始する。SoftBankが財務を、OpenAIが運営を担い、孫正義が会長に就任。発表はホワイトハウスでトランプ大統領同席のもと行われた。同日Microsoftは、OpenAIの独占クラウドプロバイダーの立場を新規容量への優先交渉権(right of first refusal)に改める契約改定を発表した。

  3. 23
    製品OpenAI

    ブラウザを操作するエージェントOperatorを公開

    OpenAIが、自らブラウザを操作して作業を進めるエージェント「Operator」をリサーチプレビューとして公開した。旅行や飲食店の予約、買い物などを、画面上のボタンやフォームを人と同じように操作して片づける。作業中は専用のブラウザウィンドウが表示され、何をしているかが見える。支えるのはGPT-4oの視覚能力と強化学習による推論を組み合わせたモデルComputer-Using Agent(CUA)で、まず米国のPro(月200ドル)の利用者に提供された。

  4. 31
    モデルOpenAI

    o3-mini公開、無料利用者にも推論モデルを開放

    OpenAIが推論モデルo3-miniを公開した。科学・数学・プログラミングに強く、o1-miniより応答が24%速いとしている。ChatGPTでo1-miniを置き換え、回数制限つきながら無料の利用者も推論モデルを使えるようになったのは初めてである。Plus・Team・Proは上限が緩く、Proは無制限。1月20日に公開されたDeepSeek R1が注目を集めていた時期の発表で、その反応として受け止められた。