OpenAIがGPT-5.4を公開した。画面の画像を見てマウスとキーボードを動かす「コンピュータ操作」を汎用モデルに組み込んだのは、同社としてこれが初めてになる。デスクトップ作業を測るOSWorld-Verifiedで75.0%を記録し、GPT-5.2の47.3%から大きく伸びた。OpenAIはこれを「人間の成績72.4%を上回る」と説明している。ただしこの基準値はOSWorldの論文が369タスクを人間にやらせて得た数字で、専用のコンピュータ操作エージェントは前年12月に既に超えていた。実務に近い知識労働を測るGDPvalでは83%、事実の誤りはGPT-5.2比で個別の主張が33%、回答全体では18%少ないとした。APIの文脈は最大100万トークンで同社としては最長となり、ツール呼び出しに使うトークンを減らす「Tool Search」も加わった。ChatGPTではGPT-5.4 Thinkingとして展開し、より多くの計算を割くGPT-5.4 Proも用意される。17日には小型のGPT-5.4 miniとGPT-5.4 nanoが加わり、miniは無料とGo、それにAPIとCodexで、nanoはAPI専用で使えるようになった。