サンダー・ピチャイが全米小売業協会の年次大会で、Universal Commerce Protocol(UCP)を発表した。AIエージェントが小売店を見つけて取引するまでの手順を定めた共通規約で、Shopify・Etsy・Wayfair・Target・Walmartと共同で作り、AdyenやAmerican Express、Mastercard、Stripe、Visaなど20社超が支持を表明した。狙いは、エージェントごとに個別の接続を作らなくても済むようにすることにある。既存のAgent2Agent、Agent Payments Protocol、Model Context Protocolとは競合させず、併用できる形にしたと説明している。検索のAIモードとGeminiアプリには、対応する小売店からその場で買える導線が付く。当時としては、エージェントが人の代わりに支払いまで済ませる仕組みを、小売と決済の主要な事業者を巻き込んで一本の規約に束ねた点が新しかった。