Googleが年次開発者会議Google I/Oで、機械学習専用に自社設計したチップTensor Processing Unit(TPU)を公表した。CEOのサンダー・ピチャイは基調講演で「TPUは1年以上前からデータセンターで動かしており、機械学習の電力あたり性能を一桁改善することが分かった」と述べた。すでに検索の関連度改善に使うRankBrainやStreet Viewの処理を支えていたほか、直前のAlphaGo対イ・セドル戦でも使われていた。汎用GPUを買うのではなく用途専用のチップを自前で作るという選択であり、のちにAnthropicが最大100万基のTPUを確保するなど、Googleの計算基盤事業の土台となっていく。