トランプ大統領がTruth Socialへの投稿で、すべての連邦政府機関にAnthropicのAI技術の使用を直ちに停止するよう指示した。国防総省については6か月の移行期間が置かれたが、移行に協力しない場合は「重大な民事・刑事上の帰結」があると警告した。同時にヘグセス国防長官がXで、Anthropicを「国家安全保障上のサプライチェーンリスク」に指定し、連邦政府の契約先企業がAnthropicと取引することを禁じると表明した。前日にアモデイが国防総省の要求を拒否したことへの対応である。Anthropicはこの指定を「法的根拠を欠く」ものであり「政府と交渉するあらゆる米国企業に対して危険な先例を作る」と反論し、法廷で争うと表明した。OpenAIのサム・アルトマンは「企業としてはおおむね信頼している」とAnthropicを擁護し、退役空軍大将のジャック・シャナハンも同社の安全対策を「妥当」と評した一方、イーロン・マスクは「Anthropicは西洋文明を憎んでいる」とトランプ側に立った。政府が特定のAI企業を名指しで排除した初の事例であり、AI企業の利用規約と国家の要求が正面衝突した出来事となった。
272026年2月
政策確認済み
連邦政府がAnthropic排除、「サプライチェーンリスク」に指定
関係者
本文で触れているもの
この出来事の当事者ではありませんが、本文に名前が出てくるものです。
タグ
- government
- national-security
- regulation
出典
その後わかったこと
2026年3月6日 · 続報
Amazonが、AWSの顧客は国防関連の業務以外であればClaudeを引き続き利用して構わないとの 見解を示し、指定の影響範囲をめぐる混乱の一端が整理された。
2026年3月26日 · 続報
カリフォルニア州の連邦地裁判事リタ・リンが、Anthropicへの「サプライチェーンリスク」指定と 連邦政府での使用禁止措置を一時的に差し止めた。
2026年8月27日 · 続報
連邦地裁が略式判決で指定を違法と判断し、取り消した。