設立からおよそ4週間のMistral AIが、1億500万ユーロ(約1億1,300万ドル)をシードラウンドで調達した。欧州のシードとしては当時最大で、企業価値は約2億6,000万ドルとされた。創業はアルチュール・メンシュ、ギヨーム・ランプル、ティモテ・ラクロワの3人。メンシュはGoogle DeepMind、ランプルとラクロワはMetaでLLaMAに関わった研究者である。出資にはLightspeed Venture Partnersのほか、Bpifrance、エリック・シュミット、グザヴィエ・ニールらが加わった。製品も論文も無い段階での金額で、米国の大手に対抗する欧州の拠点を作るという構想そのものに値段が付いた形になる。公開された重みで勝負するという路線は、この時点から掲げられていた。