ChatGPTの急速な普及を受けて、サンダー・ピチャイが社内に「code red(コードレッド)」を発令し、AI戦略を定めるための一連の会議に自ら加わっているとNew York Timesが報じた。ChatGPTは検索事業への存立に関わる脅威と受け止められたとされる。報道によれば、長く日常業務を離れていた共同創業者のラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンが製品会議に復帰し、検索に対話機能を加える計画が前倒しされ、20以上のAI製品の投入計画とチャットボット版検索のデモを含む社内資料が用意された。Transformerを生み、LaMDAを持ちながら製品化を控えてきたGoogleが、外部の製品によって方針転換を強いられた局面である。翌年2月のBard発表、4月のGoogle DeepMind統合、12月のGeminiはいずれもこの延長線上にある。
212022年12月
ChatGPTを受けGoogleが社内に「コードレッド」を発令と報じられる
「コードレッド」の発令および社内会議の内容は New York Times が社内資料と関係者を もとに報じたもので、Googleは公式に認めていない。ただしその後の同社の行動 (Bardの急ぎの投入、組織統合)は報道内容と整合しており、当時から通説として扱われた。